♪なな… なな… なな… なな…
LUNA SEA~ SANGOKU SEA~イェイ!!
(ジョイマン風に)
というわけで、『三國志 スリーキングダムス』の考察をしていこう。
超大型時代劇作品である。
なんと!!!! 出演しているすべての俳優さんがメキシコ人である。
馬鹿な⁉そんなわけないだろう‼
ごめんなさい。 すいませんでした。
もちろん中国、台湾の方々であられます。
ここで、知らない方のために、三國志についての簡単な説明をするのだ。
時は紀元200年、中国で峨と魏と虞と偈と呉と蜀という国々が、天下統一を目指してたたかうというお話だ。
おい! 何か可笑しいぞ? これじゃあ三國志じゃなくて六國志だろ???
無駄に多いぞ‼『 が・ぎ・ぐ・げ・ご? しょく』?
ただガ行が言いたかっただけだろ!
なんでそーなるの?
魏・呉・蜀の三國で三國志だぞ。
ちなみに三國志の【志】は、誌、つまり記録したものをさしておるのだ。
誌→志になったというわけだ。
つまり、そーゆーこと。
それでは考察するのだ。
なんで三國志がこれだけ日本人に愛され、これだけ面白いのか⁉
- それは、三國だから、三つ巴の争いでおもしろい。
- あとは、数多くの個性的な英雄豪傑が出てくるから、おもしろい。
- そして、史実をもとに作った話だから、真実味がある。
- 権謀術数がピタリと当たったときの氣持ちよさ。
- 様々な含蓄ある教訓を我々に示してくれている。
- 古代の歴史ロマンにあふれている。
以上の他にもあるかもしれない。
それでは、スリーキングダムスの考察へと・・・。
この作品は、めちゃくちゃ金をかけているなあということが、観てとれる。
製作費25億円なのだそうだ。
うひゃ~、そんなにもお金があるなら、オジサンに下さい。(笑)
俳優さんも豪華な顔ぶれをそろえているらしい。
この作品を観て、すぐわかることは、戦闘の場面がものすごく迫力があるということだ。
怪我人や死人まで出ても、おかしくないくらい激烈な戦闘場面だ。
本当に三國時代にタイムスリップして、間近で垣間見ているかのようである。
この作品は、全部で95話もあるのだ。
総評すれば、『「だましあい」と「殺し合い」』だ。
実におそろしい。
しかしながら、ただ、それだけではない。
壮絶な仁・智・勇・忠・義の心が爆発的に
ほとばしる人間の心の機微をあらわした、
人間ドラマでもあるのだ。
時を越えて、我々の心を打つ理由がここにある。