結果がすべてだとか、結果を出せとかよく聞くセリフではないか。
はい、吾輩はオジサンである。
オジサンもすぐに結果を出したいと、結果ばかり追い求めてしまう。
ところが、いつだったかのある日、結果など1%にも満たないただの一点に過ぎないと氣がついた。
物事は99.9%が過程なのだ。
過程を楽しもうという言葉も、近ごろ、ちらほらあちらこちらで聞かれるようになってきた。
イヤ~、過程を楽しむだなんて発想は、オジサンが若い頃にはなかったなあ。
結果はわかりやすいので、結果でもって周りから、皆から、評価の対象となってしまうのだね~。
結果をだした、物事を成し遂げた、夢を実現したと、安堵と安穏にひたっているとしても、それですべてがおわったわけではない。
またその後も人生が続いてゆくわけだから、結果も過程のなかに飲み込まれて、通過点になっていくのではないだろうか。
ただひとつ、とてつもない結果、とてつもない功名、いつまでも恍惚がつづく人類が思い描く途方もない夢がある、終着点がある。
それがまさに世界平和だ~。